うな茶とミスチルと釜本と
07/14 Jリーグ ディビジョン1 第13節       主審 小幡 真一郎  観客 16,032人
ジュビロ磐田 2 V 1 東京ヴェルディ1969
【磐 田】 中山(88分) 藤田(96分)
【東京V】 やしけん(65分)
メンバー
<交代>
 山西→哲太(45分)

 西→野武王様(67分)

 名波→清水(81分)

<黄紙>
 アルノ(反スポーツ)
【リザーブ】 ジミー、野武王様、ジロー、河村、哲太
ダイジェスト
【試合前】

 ホーム最終戦。この日はとりあえず浜松へ。夏バテ克服のためにうなぎでも食おうという魂胆である。うなぎといえば蒲焼くらいしか思いつかない我が家も、今回は「うな茶」なるものを初体験なぞしてみる。

   うまい・・・・。

   ありがとう八百徳

 その後浜松駅から磐田へ向かうが、ここで我々は重要なことを忘れていた。
 そう。ミスチル

 この日はエコパで彼らのライブが行われる予定であった。しかもツアー初日。開演時間云々を徹底的に調べ上げ、遭遇することのないように万全の準備をしなければならなかったはずであった。しかし、完璧に忘れていた。
 切符売り場にはゴール裏など比べ物にならないほどの姐さん兄さんの姿。狭いホームをごった返す人の波。

 なんとか会場に着くと、バッチリ聞こえるウグイス嬢の声。既報どおりキャマモト君が磐田を訪問し、選挙演説をやっているようだ。こういうことはハコの大きいところでやった方がそれなりに効果が上がるだろうに、なぜ磐田? やはりチーム事情によっては聞いてももらえんだろうし、特に瑞穂や駒場などは目先のお別れモードでキャマモトなど眼中にはないであろう。つうか、あんなところに乗り込んでいったら彼の政治生命の危機だ。

 演説が終わると、彼は入場者一人一人と握手を交わしている。トップページであんなことを書いた手前、何か一言物申してやろうとちょっと意気込む。

 彼が近づく。

  ・・・・・・。

  「ガンバッテクダサイ!!」  (硬い握手)

 権威には勝てなかった。(汗) 恐らく面と向かって語られたら横山ノックにでも投票してしまいそうな自分が怖い。

【試合中】

 夏休みから戻った服部選手がボランチに入った以外は前節のスタメンとは変わりなし。対する稲城は前園、小倉、北沢など、10代のギャルにはとても新鮮なんじゃないかと思われる面子をそろえ、「奢れる者は久しからず」という言葉を身をもって我々に教えてくれている。松崎さん、決してあんな風になっちゃいけませんよ。

 試合は序盤から磐田がペースを握り、怒涛の攻勢を繰り広げる。しかし、やはり疲れが溜まっているのか、なかなかゴールを割ることが出来ません。まあ、あれだけ色んなメディアで疲れた疲れた言ってるんですからそりゃ疲れてるんでしょう。
 特にBOXの真ん中に据えられたナナーミは、今週も別メニューで調整していたことや先週のレフティーパーティでお疲れだったことなどから、今ひとつキレがない。よもや試合後の仲良しのミスチルとの宴会で頭が一杯だったわけではなかろうに。

 この日キレキレだったのは本並。顔立ちだけでJOMOカップの外国人選抜に選ばれるという異色の経歴を持つ彼ももう37歳だが、年齢を感じさせぬほどのハイ・パフォーマンス。たまに枠に来たシュートを止める、弾く、見送る。

 しかし、試合の流れはこれでもかと言うほどに磐田が支配しており、「ま、いずれ入るだろ」という余裕の雰囲気の漂う中、前半が終了する。

 後半に入ると山西に代え、「現役ユーゴスラヴィア代表」杉本哲太を投入。次のユーゴの試合があるまでは取り敢えず現役だ。

 しかし名波がお疲れになってくると、徐々に稲城も石塚を中心としてペースを握り始める。

 そして後半20分、久しぶりに姿を見せたと思ったら珍しくドリブルでPA内に攻め込んだ前園さんが、伝家の宝刀ダイヴィングを決める。PKをやしけんが冷静に決め、なんと先制されてしまった。おそらくこの展開にtoto購入者の92%くらいは驚愕したであろう。

 観客も動揺は隠せず。この展開で稲城が先制をするとは誰が予想したことか。こういう場合は英国紳士であれば  「 This is Football・・・. 」  などと冷静なそぶりを見せるものだが、そこはコテコテの日本人である我々、何がなんだかわからないほど混乱してしまいます。
 とはいえ目の前の事実を冷静に受け入れ、西に代えて野武王を投入。今日も右サイドを駆け上がります。チャンバも走ります。
 更に後半36分には名波に変わってジローを投入。久しぶりに出場給をもらったジローもキレキレで左サイドから効果的に攻撃参加をするが、なかなかゴールを割ることは出来ません。いよいよ稲城に「磐田に勝ったけどJ2」という、あまりにヘタレな称号を与えそうな雰囲気になってきました。

 このまま安太郎を延命させて良いものかと思い始めた後半44分、哲太からのクロスを中山だ藤田だ高原だがもうゴチャゴチャと身体ごとゴール。サッカーの神様は瑞穂にだけでなく磐田にも舞い降りました。
 しかし、その後も攻めつづけるもあと一歩の寄せが足りず、なんとまぁ今期5試合目の延長に入ってしまいます。

 延長に入り、後半同様ホーム側に攻め続ける磐田。稲城に反撃のチャンスを与えず、ガンガン攻め続ける。
 そして延長前半7分、磐田がFKを得る。藤田俊哉から放たれたキックは、ゴール前に張っていた中山にも高原にも届かないものであった。

 しかし、

ボールは本並の頭上をも越えネットに「スポン」と突き刺さった。

 ありゃマグレだ・・・・。

【試合後】

 試合後は優勝報告セレモニーが予定通り開催。このまま安太郎なんぞに負けてしまっていたらどうなってしまっていたんだろう。かなりブルーなままイベントに突入していたことは間違いあるまい。他のチームならともかく。

 ちょいと興奮気味で息荒い新社長、初めて生の肉声を聞いた人も多いのではないかと思われる毛沢東、そしていつもの通りキャプテン中山の挨拶と続き、締めは案の定顧問になっても露出度の高い荒田氏の乾杯で終了した。

 しかし、なんですか、あのフリスビーのように投げられたデカビタ団扇は。危ねぇじゃねえか。
 
 
 
 
 


もどり